東京からふるさと石川を応援=OUENする。

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「地域活性化」について考える。
地域の個性を見つけて、それをブランド化すること。国内外から多くの旅行者を呼び込むこと。これらも地域活性化の一つではあろうが、何をおいても「人財の確保」が地域活性化のベースなのではないだろうか。
福岡のような日本一元気な地方都市でも、福岡で学ぶ大学生や留学生は東京を目指す。福岡に根を下ろさない。
人口増加率は東京を抜いて1位だが、それでもピカピカの若者の多くは東京志向なのだ。
私は能登の生まれだが、多感な高校時代は金沢であったこともあり、どうしても他の地方都市よりも金沢に思い入れがある。
北陸新幹線の開業以来、金沢は一地方都市から個性あるメジャーな地方都市になったと思う。国内外からの観光客は増加の一途だ。しかし、人口は未だ50万人には至ってはいない。九州の福岡、東北の仙台、北海道の札幌のような、広域圏の中心都市には未だ至ってはいない。その殻を破るには何かが足りないのだろう。その第一はやはり「人財の確保」なのだろう。
金沢は政官を挙げていろいろな取り組みをしているのだとか。しかし、新幹線で2時間半の時間距離は人財が東京に流れることが多く、今は未だその逆ではないらしい。
OUEN塾は、それに棹差す一助になりたいと思うし、地域活性化の大きな流れを作らないと日本は東京だけが栄えることになり、それは日本の衰退にもつながるのではないかと思う。東京のみならず、地方の至るところが栄えることが日本の再生になるのだと思う。
また、OUEN塾は私の生まれた能登地方の活性化に貢献したいと思う。石川県の半分は能登であるが、人口は20万人にも至っていない過疎地だ。のと里山空港の名の通り、里山が売りなのかもしれないが、人財がいなくて里山だけでは活性化もできないではないか。
如何に石川県を活性化するか。OUEN塾をその一助にしたいと、ようやくそのような気持ちになってきた。
18歳で石川県を出て、東京に根を下ろして、何が石川県の活性化だ、と言われても仕方がないが、今の私ができることは、東京からふるさと石川県を応援=OUENすることなのだ。
小林 博重
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