第235回「経友会」定例会に参加して、

投稿者:

昨夕、銀座の桃杏樓で「経友会」のセミナーがあり出席した。ディックスの石田社長が事務局をされており、お誘いがあったものだ。
今回は第235回だとか。毎月開催しているというが、今年末で満20年だそうだ。異業種交流会だが、元々は中小企業の経営者たちの勉強会として始めた会だとか。特に会員を増やそうともしていないらしい。参加者の3分の1くらいが会で講師を務めた人だ。
ビジネスでもないし、本格的な勉強会でもない。石田社長の頑張りが続いている秘訣と思うが、私にはちょっと不思議な気がした。“継続は力なり”と言うが、欲得を度外視していることがそうさせているのだろうか。
今回は宮内庁元東宮侍従長の末綱隆さんが講師だった。同氏は昭和49年東大文学部卒。同年に警察庁入庁、神奈川県警本部長、警視庁副総監を経て東宮侍従長。 今上陛下には昭和50年代から何度にも亙りお側にお仕えされたとかで、講話は今上陛下をはじめとして皇族の方々のお人柄を垣間見るお話が多かった。
演題は「皇室の御活動とその役割」
お話を伺って、皇族の方々、特に天皇陛下のご公務は如何にご多忙を極めているか、如何にお人柄が素晴らしいものであるかを改めて感じることができた。
[即位後朝見の儀の天皇陛下のおことば]
上皇陛下には御即位より、三十年以上の長きにわたり、世界の平和と国民の幸せを願われ、いかなる時も国民と苦楽を共にされながら、その強い御心を御自身のお姿でお示しになりつつ、一つ一つのお務めに真摯に取り組んでこられました。上皇陛下がお示しになった象徴としてのお姿に心から敬意と感謝を申し上げます。
歴代の天皇のなさりようを心にとどめ、自己の研鑽に励むとともに、常に国民を思い、国民に寄り添いながら、憲法にのっとり、日本国及び日本国民統合の象徴としての責務を果たすことを誓い、国民の幸せと国の一層の発展、そして世界の平和を切に希望します。
不肖この私も、日本国民に生まれた幸せに感謝して、微力ながら、日本のために、世のため人のために尽くしていきたいと思う。
小林 博重
iPhoneから送信