私に残された人生の時間

投稿者:

赤門鉄声会の島田幹事長から岡﨑洋士さんの訃報をいただいた。
岡﨑さんは東大応援部の3年先輩で4年生の幹部時代は主将だった。赤門鉄声会の監事役でもあった。
住友生命に入社され、常務取締役まで務められた。私の就職のおりも、お誘いが掛かりよくご馳走になったものだ。
親しくしている住友生命OBの長島章さんの元上司であり、OUEN Japanの賛助会員である情報工場の顧問でもあった。そんな、とてもご縁の深い先輩だった。
数年前に肺癌を発症され、療養の結果快方に向かわれていた。赤門鉄声会総会にもご出席されていた。しかし、癌は脳にまで転移していたため、急逝に至ったのだとか。享年70歳、まだ鬼籍に入る歳ではない。9日が通夜、10日が告別式だ。9日の通夜には参列するつもりだ。 ご冥福を祈る。
私もまもなく11月で67歳だ。70歳まであと3年。亡父も70歳でこの世を去った。人生100年時代と言われる昨今だ。「70歳、古来稀なり」の時代ではない。
そんなことを考えると「後3年かもしれない。いや、100歳まで現役、余生20年とすれば、後53年。山ほどあるやるべきことをどうしようか」と、両極端な想いが頭を駆け回る。人生は一寸先は闇。なるようにしかならない。
ガンジーの箴言が頭をもたげる。
「明日死ぬと思って生きなさい。永遠に生きると思って学びなさい」
人間は死を意識しないと成長しない。鶴亀のように、人生千年万年生きることができると人間はバカになる。「ボーっと生きてるんじゃないよ」とチコちゃんに叱られる。そういう意味でも、私の120歳が関の山だ。それ以上生きている人間は本当にチコちゃんに叱られる。
残りの人生で何をするかだ。それが人間か人間もどきかどちらかだ。私は「真の人間」でありたいと思う。
小林 博重
iPhoneから送信
iPhoneから送信