何度も書いているが、柳生家の下記の家訓は当にその通りだとつくづく感じ入る。
小才は、縁に会って縁に気付かず
中才は、縁に気付いて縁を生かさず
大才は、袖触れ合う縁をも生かす
私はこの点だけは、当に『大才』なのではないかと自画自賛している。これは日々の活動で毎日のように感じているからだ。私は大学の応援部時代以来、銀行の人事部においても、その才をフルに生かしてきたと思う。ただ一つ、それは「儲ける」というビジネスではなかったので何の抵抗もなく得手を生かすことができた。しかし、それを商売に使うとなると私には抵抗があったために、個人ビジネスにすることを躊躇した。しかしある人から「ビジネスは人が喜ぶことが基本だ」「喜んで感謝したお礼が報酬なのだから、人が喜ぶマッチングをして稼ぐことは堂々と胸を張っていいことだ。小林は人と人をつなぐことが他の人ができない独自の得意技なのだから、それを天職にして正々堂々と儲けることだ」と言われたことでMapを設立し、それがボランティアのOUENに広がったのだ。今はOUENを継続するためにMapビジネスをしているところがあり、OUEN&Mapでは全く儲かってはいない。これは全く誉められたことではない。OUENのボランティアはいいが、その経費を埋めるだけのMapビジネスでは情けない限りだ。
私はそれだけしか世の中に貢献していないのか。朝から晩まで、年がら年中、仕事漬けの毎日でも稼いでナンボの世界だ。稼いだ分が世の中の貢献の度合いであると、稼ぐことにもっと拘るべきなのだと思う。
自分の甘さに満足しているようでは社会貢献などと大きな口を叩いてはいけない。もっと稼ぐことに貪欲になるべきなのだ。
私の「人と人をつなぐ能力」は誰よりも極めて優れていると思う。天賦の才とも思う。それは稼ぐ力があると言うことなのだ。もっと稼いでもっと大きな社会貢献をしなければならないのだ。
自分に甘えてはいけない。自分にもっと厳しくして、もっと大きな社会貢献をしようと思う。
小林 博重
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