OUEN東京学生リーダーの黒田琴音さんから、
「最近、『HELLO、DESIGN 日本人とデザイン』を読んだ。団長(私のことです)がいつも仰っている『情けは人のためならず』すなわち、自利利他の精神をこれからどう活かしていくべきかを示唆する内容が書いてあって大変興味深く読みました。」 とラインが送られてきた。
デザインと自利利他の精神がどのように結びつくのか非常に興味がある。早速、Amazonでこの本を購入した。
それよりも、私が嬉しかったのは、黒田さんがOUEN塾の真髄である自利利他の精神を身をもって習得していたことだ。
私はOUEN塾での地場企業と大学生や留学生との交流を通して、少しでも『人間、如何に生きるべきか』を考えてほしいと思っている。 私は生きるベースには『自利利他の精神』『人を思いやる恕の心』が不可欠であり、それが幸せな人生を送ることにつながると考えている。 地元に小粒でもピリッと辛い山椒のような味のある元気な企業があることを知ってほしいと思っているが、一番は学生が素晴らしい人間になることなのだ。
黒田さんの頭の片隅には自利利他の精神がしっかりと根付いていたことが私には何より嬉しいことなのだ。
1週間の金沢出張で風邪を引いたらしい。隔週の出張で体力が落ちていたのだろう。もう若くはないのだから、くれぐれも自分の身体に思いを致して我が身を守ることが大切だ。
かかりつけの藤田クリニックで痛風と高血圧の薬に加えて、風邪薬を出してもらった。相変わらず50肩は治らないが、痛みは感じないので今は痛み止めは飲んでいない。私のような健康体であっても一つならずの薬のお世話になっているのだから、日本のような超高齢化社会は医療費の拡大は留まるところを知らない。
そんなことで[OUEN塾in金沢/石川]に協賛いただく七尾市の恵寿総合病院のことを考えた。
日本は、超高齢化社会の先頭を走っている。世界一の超高齢化社会だ。能登は日本の中でもその先頭を走っており、恵寿総合病院は全国の医療機関のモデル機関として高く評価されているらしい。 同じく七尾市和倉温泉の加賀屋は日本一のホスピタリティの宿泊施設として、群を抜いている。
私のふるさとである過疎地能登でこのようなメジャーな施設がOUEN塾に協賛いただくことに、ふるさとのありがたさを痛感する。
福岡県も石川県も、OUEN塾は順調に進んでいる。ありがたいことだ。皆さんの熱い応援に深く感謝するものである。
小林 博重
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