今月の福岡出張の宿泊先はルートイン博多駅南だ。いつも飛行機の手配をしていただいている(株)エアートーヨー植田社長に宿泊ホテルも同時にお願いしている。 ルートイン博多駅南は博多駅筑紫口から10分はあるだろう。駅傍ではないが、物は考えようだ。
東京では自宅と事務所は徒歩2分だ。ウォーキングもしないでデスクワークばかりの日は一日の歩数は2〜3千歩の日もある。東京では事務所にいる日も多いので一日の歩数は目標の15,000歩に届かない日もある。
しかし、福岡と金沢に出張する週は宿泊先にいては出張した意味がない。アポはびっしり入っているので、朝から夕方まで外出だ。自ずと歩く。ウォーキングの歩数は目標数を軽く超える。10日は2万歩弱だった。
11日の昨日は1万5千歩強だ。この歩数は博多駅〜ルートイン博多駅南の10分往復がなければクリアしていない。ルートイン博多駅南が博多駅から遠いおかげだ。すなわち、「物は考えよう」なのだ。
何事も塞翁が馬。松下幸之助さんは、乗った船が転覆しても助かった時、「私は運がいい」と思ったとか。普通、乗った船が転覆したら運が悪いと思うだろう。流石、昭和の経営の神様は違う。身に降りかかる全てのことを「自分は運がいい」と捉えるのだ。 松下さんは「好況よし。不況なおよし」とも仰っている。不況や逆境を自らを鍛える磨き砂と捉えるのだ。物は考えようなのだ。その考え方が幸運を呼ぶのだ。
昨日は8時半に、九州北部信用金庫協会専務の篠原幸治さんを訪ねた。いつも彼の話は私に気付きを与えてくれる。人生前向きになれる。 以前も彼から聞いていたと思うが、昨日は「幸せ4因子」のペーパーをいただいた。
「幸せ4因子」とは、
⑴やってみよう! (自己実現と成長)
⑵ありがとう! (つながりと感謝)
⑶なんとかなる! (前向きと楽観)
⑷あなたらしく! (独立とマイペース)
66年の人生を生きてきて、私は今が一番幸せだと思う。きっと、この「幸せ4因子」を全て満たした人生だからなのだろう。
⑴やってみよう!
と思って、22年前に銀行を退職した。人生一度きりだ。稲盛和夫さんに出会って、「一度きりの人生如何に生きるか」と呻吟し、後悔しない人生を生きたいと思って銀行を辞めた。この22年間、後悔したこともあったが、それも今では過去の話、寝空言だ。逆境なおよし。私は面白い人生を送っていると思う。「人のため世のために」生きると心が豊かになる。それが一番幸せな人生だ。
⑵ありがとう!
この22年間、たくさんの人たちに助けられてきた。人生はひとりでは生きることができない。できることは微々たるものだ。多くの人たちが私を支えてくださっているから今の私がある。ありがとう!
⑶なんとかなる!
MapもOUENも勝算ありと確信してスタートしたわけではない。私の場合、猪突猛進のところがあり、周りを見ないで、思い立ったら一つことに突き進む性格だ。結果、なんでこんなことをしているのだろうと思うことは数え切れない。しかし「前向きと楽観」が私の取り柄だ。人さまの援けもあってなんとかなってきた。そして少しずつだが、人間は成長していると思う。
⑷あなたらしく!
「トマトはトマト。かぼちゃはかぼちゃ」と相田みつをさんは仰った。
「おたまじゃくしは鯨になれない。おたまじゃくしは蛙。雀は鷹や鷲にはなれない。雀は雀」わらべは歌った。
21世紀は個性の時代だ。得意技で勝負する時代だ。それぞれの分野のプロが集まってお互いを尊重しあい協力しあい、夢を実現するのだ。
私は松下幸之助さんや稲盛和夫さんにはなれないが「極めた小林博重」にはなれる。確固とした自分の人生哲学を持って生きることで、お二人が目指した「世のため人のために生きる」人生を生きることができるのだ。
9月17日の[OUEN塾in福岡・北九州]実行委員会会場は、博多駅傍のオリエンタルホテル福岡博多ステーションに決めた。
また、第3回の協賛企業に福岡発の素晴らしい企業が1社協賛いただくことになるだろう。
発展系としてのOUEN塾の大学バージョンである[in福岡女子大学]と[in福岡工業大学]もそれぞれ前に進んでいる。
今日は福岡と北九州のハシゴの一日になる。走り回る一日になるだろうが、楽しい一日になるだろう。
小林 博重
iPhoneから送信