[OUEN塾in金沢/石川]は第1回開催を来夏(8月のお盆前)に考えている。まずは協賛企業集めだが、20〜24社が目途だが、おおよそ先が見えてきた。 次に学生リーダー10名の募集だ。できるだけ早く集めたい。
福岡・北九州では、第1回の協賛企業集めは、そのマインドを醸成するのに2年強の年月を要したが、金沢/石川は福岡・北九州の実績があったこともあるが、石川県が私のふるさとであることが大きいと思う。予想以上にスムーズに進んでいる。ふるさとのありがたさを実感している。
石川啄木の「一握の砂」を思い出す。
ふるさとの山に向かいていうことなし
ふるさとの山はありがたきかな
金沢、加賀、能登のバランスを取ることができる見込みができてホッとしている。どうしても企業は金沢と加賀に集中しており、私が生まれた能登にも同様な光を当てたいと思っていた。 私は、甲子園の高校野球ではどうしても石川県から出てきた高校を応援する。星稜や遊学館だ。住んでいた期間は圧倒的に東京が長いが、生まれ故郷はまた別格だ。
うさぎ追いし かの山
小鮒釣りし かの川
夢は今も 巡りて
忘れがたき ふるさと
いかにいます 父母
つつがなきや 友がき
雨に風に つけても
思い出ずる ふるさと
こころざしを 果たして
いつの日にか 帰らん
山は青き ふるさと
水は清き ふるさと
「ふるさと」の歌詞は実にいい。曲もまたいい。やはり、ふるさとはいいものだ。
ありがたきかな ふるさと
これも、このようにしてふるさとを訪れたからなのかもしれない。私が今、ふるさとに住んでいないからなのかもしれない。
室生犀星の「ふるさとはとおきにありておもうもの」
は私にとってきっと真実なのだろう。
小林 博重
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