今日は、15時に加賀屋の杉森総務人事部長を訪問する。[OUEN塾in金沢/石川]協賛のお願いだ。
11時31分金沢発〜七尾行きの普通列車に乗る。新幹線開業のため、金沢〜津幡は第三セクターのIRいしかわ鉄道線、津幡〜七尾は七尾線だ。七尾で乗り換えて七尾線で和倉温泉まで、1時間47分の各駅停車の旅だ。
私が中学生まで育った町は鹿西町(七尾線の駅は能登部)。鈍行しか停まらない駅だ。特急サンダーバードでもいいが、15時までたっぷり時間があるので、能登部駅に停車する各駅停車がいい。この七尾線は高校時代に金沢に下宿していた時、週一か2週間に一度、土日に利用した。高校1年性の時、育ての親である祖父母と別れてホームシックにかかったことを懐かしく思い出す。昭和43年は16歳。ちょうど半世紀前のことだ。 「ふるさとはとおきにありておもうもの」(室生犀星)
だが、このようなふるさとへの回帰もまたいいものだ。多感な青春が脳裏を駆け巡る。
石川県にはひと月に4泊2日出張する。第1回[OUEN塾in金沢/石川]を来夏に開催する予定で、その準備活動として協賛のお願いで石川県の地場企業を訪問する。
どうしても金沢や加賀にウェイトが掛かる。いずれも工業団地があり、県や市が力を入れている。谷本知事は金沢、加賀、能登を均等にお考えとのことだが、私は能登の出身にもかかわらず、恥ずかしながら企業については無知の域を出ない。できれば、私のふるさと「能登」の活性化に貢献したいと思う。
加賀屋さんを終えて、七尾本社の能登共栄信用金庫を訪問する。私の幼少の頃は能登信用金庫だった。合併して現在の名称になった。
「能登はやさしや土までも」
能登の人は優しい。何とか「ふるさと能登」の応援をしたいと思う。能登共栄信用金庫は能登の地域活性化に注力していると聞いている。鈴木理事長にお目にかかって、私が何ができるか、よく考えてみたい。 OUEN塾が「ふるさとに錦を飾る」ものであってほしいと思う。
小林 博重