今日は福岡の大学訪問の日だ。
午前は福岡女子大学梶山理事長兼学長、午後は福岡工業大学と九州大学だ。
第3回[OUEN塾in福岡・北九州]およびその発展形としての[OUEN塾 in FWU(福岡女子大学)]と[OUEN塾 in FIT(福岡工業大学)]のイメージ作りだ。前者はプライマリースクール、後者はハイスクールだ。後者が順調に進むと福岡・北九州の深掘りの形が見えてくる。
私は現場主義なので、現場を回って話を聴かないと、イメージが湧いてこない。一旦イメージが湧いてくると、それからのスピードは急速に速くなる。今はちょうどギアチェンジをしたところだ。
最後の訪問は福岡市役所。福岡の企業と福岡市を繋ぐお願いをされた。それと障害者雇用のヒアリングだ。
OUEN Japanは大学生と留学生の応援団だ。いずれも人の応援。それをもっと幅広にしたいと思っている。障害者や高齢者等の弱者の応援団だ。物事には順序があるし、一点集中でないと事は成らないと思うが、ネットワークのフル活用でそのハンデをクリアしたいと思っている。
福岡と北九州で、障害者雇用の新たなスキームを考えたいと思う。
仕事はエンドレスだ。仕事のある人生は楽しい。
小林 博重
iPhoneから送信
日: 2019年5月15日
謙のみ福を受く。
私は私が自分では回答が出せないと思うことがあるとメンターにお伺いを立てるこにしている。一番は自分の頭で考え、自分で的確な回答を導き出すことだ。しかし、人生経験の不足や自分自身の人間レベルでは最善の回答に辿り着けないと思う時には、考えた末にメンターにお伺いを立てるのだ。一般的にはメンターは歳上だったり、経験豊かな、地位のある人なのだろうが、私のメンターはそうではない。老若男女は問わない。いくら歳下でも、異性でも、精神年齢が高い人はメンターだ(そう考える私は、自分は柔らか頭だと自画自賛、自負しているところがあるが)。
この人は少しおかしいんじゃないか、まともじゃないんじゃないか、と思う人がいる。ラインやメールでとんでもない言いがかりを付けてくる人がいる。なんと回答したらいいものか、と真面目に真剣に考える。
どんな返信をしても、それがトラブルになってさらに人間関係がこじれてしまうことが見えている。しかし、返信しないと失礼とか、よりトラブルになるのではないかとか考えてしまう。どうしたものか。そんな時、気楽に相談できるメンターがいたらいい。
メンターは即座に言ってくれる。
無視することだよ。そんな低レベルのバカと相手をしている時間は無駄だし、そんなことに労力を使うことが馬鹿馬鹿しいではないかと。
それでも、何で返事をくれないんだ。失礼ではないかと因縁を付けてきたらどうしたらいいのか。
その時は、
「私は至らない人間で、どうしたらいいのか分からないのです。もっと人生経験を積んで勉強して、あなたに応えられるような人間になろうと思います」とでも回答すればいい。
そうだ。バカに応えればこちらもバカになる。相手の気持ちを逆撫でする。こちらが良かれと思って回答しても、相手はそうは取らない。 また、すぐに「私はバカです」などと回答しても、それも相手を逆撫ですることになるだろう。
放っておくことだ。どうしてと聞かれたら、私はバカですと応えればいい。
流石、私のメンターだ。素晴らしい回答ではないか。
人間は完璧ではない。生涯に亙り努力精進することが大切だ。どんなに優れた人であっても完璧ではない。だから人間は毎日毎日努力精進しなければならないのだ。心を高めることをやめてはいけないのだ。
「謙のみ福を受く」という中国の諺がある。謙虚は幸せの素だということか。
稲盛和夫さんも「謙虚にして驕らず」と6つの精進で説いていらっしゃる。
なかなか凡人には難しいことだが、謙虚な人生を歩んでいくことだ。それが幸せの最短距離なのだから。
小林 博重
iPhoneから送信