30年前、今、30年後の自分

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昨日は金沢大学附属高校同期の8名(男子6、女子2名)で池尻大橋のフランス料理店「リアン」(世田谷区池尻3-5-22)でランチのコースをいただいた。大津(旧姓 友枝)恵さんが時々利用しているとかでこの店になった。
池尻大橋駅から徒歩5分程度の住宅街にあるビル(マンション?)の1階だ。気取った風でもない、席は10席強。30代かと思われる数人のイケメンの若者がすべてを賄っている。道理で若い女性客ばかりだ。彼らはそれぞれが独立するためにこのような料理店を共同で経営しているのか。きっと期限付きのビジネスではないかと思った。
池尻大橋から外苑前までは、田園都市線と地下鉄半蔵門線〜銀座線で、3駅(渋谷〜表参道〜外苑前)だ。同期は、私が毎日ウォーキングをしていることを知っているので、歩いて帰っても1時間くらいだというので、小雨が降っていたが、せっかく傘を持参していたので、歩いて帰った。歩いて帰るというと「ほんとに歩くのか」という。みんな、雨の中を歩いて帰ると思わなかったのだろう。
私のように気軽にウォーキングをしている者にとっては小雨なら何でもないが、みんなはそうではないらしい。ハードルの高低とはそんなものだ。好きであったり、興味があったり、自分には必要であると思うのであれば、自ずとハードルは低くなる。また、若さはハードルを低くする。こんなことでも「生き方」が出てくるものだ。いや、日々の行動全てに「生き方」が現れるものだ。
帰宅してテレビを付けるとどのテレビ局も「令和時代」特集だ。今日は令和の最初の日だから当然だ。
特に令和に元号が変わったことで世界は何も変わるわけではないが、30年ぶりの大きな区切りとして、自らの人生の来し方行く末に想いを致すことは大いに意味があることだ。
30年前、私は36歳。安田信託銀行人事部で人事企画・異動や関連会社の役員の給与裁定や採用の仕事をしていた。その後の企業の新規開拓の仕事も楽しかったが、やはり7年あまりの人事の仕事は私のビジネス人生で一番やりがいがあった業務だった。 66歳の今はといえば、やはりOUEN Japan で大学生や留学生の応援団をしている。私には人事(ひとごと)の仕事が一番性に合っているのだろう。
では、30年後の96歳の私はどうだろう。現役を続けているだろうか。100歳まで現役、それから20年が余生と宣言している手前、まだまだ現役を続けているだろう。その頃は、OUENのビジネススタイルは出来上がっており、後継者の目処もついているだろうか。
今日から10連休の後半戦だ。天候は晴れの日が続くらしい。夏日にもなるらしい。7日以降のビジネスの準備もしなければならない。今日のウォーキングコースはどうしよう。いつものコースではない初めてのコースを開拓しようか。アマゾンで買った「日本人の勝算:人口減少×高齢化×資本主義」(デービッド・アトキンソン 著)も読もう。
小林 博重
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