素直な心で大才を目指す。

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私は仕事柄、毎日数多くの人たちに会う。電話で済ませられることでも、敢えて訪問したり、ご来所いただくことが間々ある。非効率と思うかもしれないが、フェイストゥフェイスがより良いこともあるから臨機応変に対処する。 月の半分は福岡・北九州と金沢に出張するので、この時ばかりは電話とメールだ。東京にいる時は、敢えて人と会うことに拘っている。私流のビジネススタイルだ。
これだけ人と会っていると、ビジネス的に賢い人は意外と多くないと思うこと頻りだ。ビジネス音痴と言われている私がいうのも何だが、私は、こと「人の心を読む」というビジネスに不可欠な要素では人後に落ちないと自負するものだ。
それでいつも思うのだが、柳生家の家訓で言うところの「大才」にはあまりお目にかからないということだ。
柳生家の家訓
小才は、縁に会って縁に気付かず
中才は、縁に気付いて縁を生かさず
大才は、袖振り合う縁をも生かす
小才はどうしようもない。このような御仁とはお付き合いしたくない。以心伝心、このような御仁は私のところには来ない。
では、中才か大才だが、圧倒的に中才の比率が圧倒的に高いと思う。中才か大才かは、生まれ持った天性の資質が多いのではないかと思う。それであれば努力のしがいもないが、世の中そう捨てたものでもない。その人の心が素直であれば、これは訓練によって中才から大才に成長するように思う。やはり、プライベートでもビジネスでも、大才の人と付き合うのが、こちらも刺激されて人生は面白くなる。
私がお付き合いしている人は概して素直な心の人が多いので、皆さん、大才になる資質は十分お持ちなのではないかと思う。偉そうなことを言っているが、これは自分自身にも言っていることだ。 人間は素直な心の持ち主が「大才」になる可能性が高い。年は関係ない。概して若い人は捻くれていない人が多いから、大才になる比率は高いだろう。
人間の成功不成功は棺を覆って決まる。それまで心を素直にして人生の成功に突き進む気概を持つことだ。
「私は成功する!!!」と思い込むことだ。知恵も湧いてくる。善きことを思い、善き行いをすれば、天は捨てておかない。その人に心清い人が集まってくる。そのいい循環を作ることだ。
天に恥じない人生を送ること。
私の分身に恥じない人生を送ること。
私は私のことを一番分かっている。
小林 博重
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