青春とは何だ?

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明日から1週間は福岡・北九州出張だ。出張はびっしりアポイントを入れてあるので1日の歩数は1万歩を超える。特に福岡は訪問先が博多と天神なのでウォーキング三昧になる。
東京でのウォーキングは、ここのところ、花粉症でご無沙汰していた。久しぶりに花見がてらに、青山外苑から四ツ谷を経由して千鳥ヶ淵緑道と靖國神社を往復した。寒からず暑からず。ウォーキング日和だ。マスクは少々億劫になるが爽やかな初春の東京を散策した。 当にお花見日和。千鳥ヶ淵緑道は人人人の芋洗いの混雑だ。ウォーキングどころではない。早々に切り上げて、新宿まで足を延ばした。
やはり、少し気分を変えてみるといいアイディアが浮かぶ。私のアイディアと言っても、人と人をつなぐこと。それがより有機的関係に拡げるように一捻りすることだ。OUEN Japanでお世話になりっぱなしでは、そのお世話は長く続けてもらえない。私は、応援とはキャッチボールだと思っている。こちらからいい球を投げれば相手はありがたく思う。相手もそのお返しにいい球を投げ返してくれる。投げ返してくれない人も間々いることはいるが、その場合はそこでキャッチボールは終わる。淡々と終わる。私の意思で淡々と終えてしまうのだ。「なんでどうして」など考えない。考える時間があったらもっと前向きな明るいことを考える。だからストレスは溜まらない。
思いついたら早速ラインだ。ラインでキャッチボールだ。そのキャッチボールでまたいいアイディアが湧いてくる。そんなものだ。いい循環を作ることが大事だ。
「類は友を呼ぶ」の諺は当にその通りだ。不思議と、心と心が通じ合う。同じことを考えている。ここまでくればしめたものだ。
きっと上手くいく。ビジネスは成功する。
松下幸之助さんは『経営に成功する原則』を下記のようにお話しされている。
経営には非常に勘が重要だが、勘だけではだめだ。また、データやコンピュータだけでもだめだ。資料をいくら重ね、そんなものを分析しても限界がある。 経営に成功するには原則がある。それを心得ないと絶対に成功しない。その条件は三つあって、その三つを満たすことが重要だ。
第一は、絶対条件ともいえる経営の哲学、経営理念や志が備えられていなかったらだめだ。
第二は、その上に必要条件として、一人ひとりの豊かな個性を最大限に生かし切れる環境を企業として整備することだ。そして、その一人ひとりの内にある創造性を最大限引き出すことに成功することだ。 第三はあとは付帯条件としての戦略・戦術というものの駆使だ。
殆どの上場企業は、何はさておき、松下さんが仰る「第三の戦略や戦術」を第一に置いている。
サラリーマン社長だから致し方ないと思うが、本音のところで、経営哲学や経営理念を第一に考えている大企業は果たしてどれくらいの比率で存在するだろうか。
また、松下幸之助さんがこのことをお話しになった時代は数十年前だ。その時代に「社員一人ひとりの豊かな個性を最大限に生かす」というお話しが経営トップから発信されたということが、やはり『経営の神様 松下幸之助さん』ならでは、だ。素晴らしい。
また、松下幸之助さんは「松下電器は何を作っている会社かと聞かれたら、『松下電器は人を作っている会社』だと答えなさい。ついでに電化製品も作っていると」と社員に話されたとか。素晴らしいの一言に尽きるではないか。
そんなことを、私の心の友に話す。それだけでも若返る。「青春は心の有り様をいう」とサミュエルウルマンは謳っている。青臭いことが青春の証なのだ。66歳、これからが私の青春だ。
小林 博重

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