応援団あれこれ

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昨晩、日本橋で、国立七大学応援団OBOG有志で懇親の席を持った。
東大は鉄声会会長の井口一弘さん、副幹事長の小池千佳子さん、平成20年卒部の酒井翔太君と私(幹事長)、東北大は私の同期で東北大応援団OBOG会長の木島明博さん(東北大教授、元東北大副学長)と平成20年卒団の出雲智子さん(元東北大応援団団長)と夫君(平成22年京大応援団ブラス卒団)の7名だ。
井口さんと木島さんはOUEN望年会で同じテーブルだったこともあり、東北大応援団存続の危機を救った女性団長の出雲さんのことが話題になったそうだ。出雲さんは細腕繁盛記よろしく約2年間独りで東北大応援団を支えていたのだとか。そんな女傑には全く見えないが、表情に出ない強い芯があるのだろう。神奈川県から独り仙台に行って、むくつけき応援団に入ろうと思ったのだろうか。それも団員が1人もいない応援団にだ。この時、木島さんは応援団部長であったことで、このお二人の図太い人間関係ができたのだろう。 私からしたら、東大のチアリーダーでもよく東大まで入ってチアリーダーをするね、とこれは本音である。それが1人応援団長だ。ちょっと信じられない。 私もまだまだ既成概念に囚われているのだろう。人よりもずっと進歩的と思っているのだが、そうでもない。反省しきりである。
やはり、同時代に応援団部に入っていたわけではないが、同じ環境で大学生活を過ごした人間同士、話が弾む。
やはり、青春のひと時の燃焼経験は心を一つにするものだ。そのためもあり、大学時代に戻って日本酒を痛飲した。
大学応援団は全国津々浦々にあるが、その中でも東京六大学は神宮球場という野球のメッカでパフォーマンスできることでもあり、スマートな応援に定評がある。 これに対して国立七大学応援団は、旧制高等学校の流れを汲んでいることもありバンカラの気風が漲っている。スマートさはないが、人の良さ、心の温かさがあるように思う。 一長一短があるが、私は能登の田舎者ということもあり、どちらかといえば、後者のバンカラが似合っている。
そのためもあり、私たち同期が中心になって、国立七大学応援団OBOG有志の会である「七朋会」を創った。
東京六大学はスーツを着て行く会社だが、国立七大学は寝巻きで寛ぐ自宅の感覚だ。どちらも自分には不可欠だが、安らぐのは自宅の方だろう。
一生応援=OUENの自分であれば、寛ぐ自宅のOUENを大切にしたいと思う。
小林 博重
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