目的と手段について・・・我が人生を掘り下げる

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人は必ず生まれてくるに当たり、天からその人にしかできない“使命(ミッション)”を与えられて生まれてくるものだ。その使命が何か分からず生を終える人がほとんどであろうか。極端な言葉かもしれないが、チコちゃんが言う「ボーと生きている人」が何と多いことか。私はそんな人生を送りたくはない。
では、私に与えられた使命とは何か?
人は全て、人のために生きている。人のために尽くすために生きている。それがその人にとって最高の幸せなのだ。
では、私に与えられた能力やキャラクターをフル活用してそのミッションを果たすことは何か?と考えると、それはOUEN Japanにこれからの後半生を掛けることだと思うに至った。
OUEN Japanは、そのネーミングの示す通り「日本を応援する」という使命がある。日本を応援するとはあまりに漠としているが、それは「日本で学ぶ日本人大学生や来日留学生を応援して日本を元気にする」ことだ。すなわち、大学生を始めとする若者が、地域(東京も含む)をよく知り、愛し、地域に根を下ろして元気にすることだ。それは、本人も、地域も、延いては日本も元気になることである。それは世界平和にも拡がる。
OUEN Japanのミッションを果たすために、私の個人会社のMap(南青山ビジネスパートナーズ)はある。OUEN Japanのミッションを果たすことが私の究極の目的であり、MapビジネスはOUEN Japanのミッションを果たすための手段だ。OUEN Japan>Mapという位置付けだ。この意味は私のこれからの人生にとって大変重要なことだ。
社長になることは何かをなす手段にすぎないのに、そのことが目的になってしまう。手段が目的になってしまっている大企業サラリーマン経営者は少なからずいるのではないか。それは決して幸せなことではない。少なくとも私はそうだ。
私は何を成すために生まれてきたのかを、若い時は漠然とながら、また壮年から老年の入口になった今、明確に意識して「私の使命」を模索してきたが、還暦6歳になって漸くその回答らしきものが見えてきた。
私がこれから成すべきは、世の権威や権力に逆らうのではなく、それを自分なりのやり方で活用することによって、私の使命を果たすことなのだ。そう考えると、全ての人たちが私の使命を果たすための貢献者であるように思う。
これらのことをベースに置いて、OUEN JapanとMapのこれからの在り方を考えようと思う。
小林 博重
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