昨年から福岡でOUEN塾を開催している。年1回、2月の4日間だ。
福岡市と北九州市の大学を訪問して在籍している大学生や留学生に参加を呼び掛けているが、やはりOUEN塾の趣旨を理解いただき、学生や留学生に積極的に声をかけていただく大学の学生たちが多く参加してくれている。ネットでも募集しているが、まだまだOUEN塾のネームバリューのなさで、口コミの力に頼らざるを得ないのが現状だ。 しかし、福岡県や福岡市、北九州市のご理解も得ることができて、協賛企業も30社に増えてきた。
[in福岡・北九州]は大学で言えば1〜2年の低学年、教養学部であり、これをベースにして専門学部に進むことが求められる。企業からも学生からも双方から求められていることだ。
4月以降は、[in福岡・北九州]をベースにして、これと並行して、[in〇〇大学]という個別具体的な深掘りを展開する段階になってきたと、第2回OUEN塾を経験して実感している。
3月から月に1週間は福岡・北九州に出張して、企業と大学と自治体を訪問し、その具体化に向け、具体的形にしていきたいと思う。
大学はOUEN塾を認めてくれている大学でなければならない。それはマンモス大学ではない。また、学生たちのレベルは高くなければならない。さらに、福岡県の企業や自治体に就職して福岡県の地域活性化に貢献する学生たちがいい。 そんなことを考えると、福岡市は福岡女子大学に、北九州市は北九州市立大学になるだろう。OUEN塾学生リーダーたちの積極的協力が不可欠だ。
また、私の属人的、アナログの取組み方ではどうしても限界があり、ITを駆使することが不可欠であり、その分野の信頼できるパートナー会社とのコラボレーションを進めていきたい。
人間、一人でできることは微々たるものであり、得意技を持ち寄って緩やかで強固な結びつきを構築することだ。21世紀はダイバーシティの時代である。
そんなことで、発展形のOUEN塾は、第1に福岡女子大学、それに続き北九州市立大学で考えていきたい。
小林 博重
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