東京とふるさと(金沢・富山)を繋ぐ

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今日と明日は、1ヶ月ぶりの富山と金沢への出張です。“ふるさとはとおきにありておもうもの”ふるさとの詩人室生犀星の詩が思い出されます。
40年以上前の学生時代には、上越線か信越線廻りの夜行列車「能登」の二等で帰省したものでした。東海道新幹線廻りで米原乗り換えでも金沢までは5時間以上掛かったことを考えると時間は半分以下になったのです。“ふるさとはちかきにありて”になりましたが、心の距離は昔のままです。“ふるさとはとおきにありておもう”のがしあわせなのかもしれません。
また、今週の土曜日に、東京ガーデンパレスにて金沢大学附属高校の同期会を行います。昨年は卒業45周年の区切りの同期会で70名が集まりましたが、今回も28名になりました。これも、65歳という区切りの年齢になったせいでしょうか。自分は高齢者になったことを素直に認めた上で、前向きな人生を歩むことです。私は「生涯現役」「世のため人のために尽くす」ことが最大の認知症防止対策だと思うものですが、そのためには何と言っても「健康が第一」。食事と運動がポイントでしょうか。
富山も金沢も北陸新幹線ができて東京に関係するビジネスは活気付いています。東京一極集中と地方活性化が対極に言われますが、東京が世界の東京であることと同時に地方が元気になることは両立することです。日本各地が元気になってこそ、東京は世界の東京になるのです。私は東京のため、富山や金沢のため、東京と北陸を繋ぐビジネスに関わりたいと思います。
小林 博重