大器晩成の人間になる

投稿者:

北陸新幹線はくたか561号(東京11:24発〜富山13:57着)に乗車し、富山に向かっています。学生時代に利用した夜行列車急行能登は信越線廻りだったような。北陸新幹線は長野経由(長野新幹線の延長)ですから、北陸新幹線は急行能登が走ったコースを走っているのです。
学生時代は応援部活動に明け暮れ、将来のことなど真剣に考えたことはありませんでした。東大だったせいでしょうか。応援部だったせいでしょうか。どこかに就職できるだろうと今の学生からすれば「そんないい加減な学生生活を送っていたのか」と学生の本分を忘れた劣等生だったのです。銀行に就職したのも応援部時代にお世話になった先輩がいらっしゃったご縁だけで、当にモラトリアムです。
自分の生まれてきたミッションは何かを考えたのは40歳を過ぎた頃か。人間、人生の半分を過ぎるとようやく「人生の意味」を真剣に考えるものです。そんな時、稲盛和夫さんにお会いする機会を得て「人生の意味」「働く意味」がおぼろげながら見えてきたというか、真剣に見ようとしたというか。
気がつくのが遅いのですが、まだ40歳半ばであったことが幸いでした。20年掛けて、65歳の前期高齢者の入口でようやくスタート台に立ったことは、人生100年時代からすれば、遅きに失したとまではいかないでしょう。後35年あるのですから。
私は人に恵まれています。家族然り、友人然り。金銭や金銭に変えることができる財産はなきに等しいですが、無形の財産は有形財産に比較することができないくらい沢山持っていると思います。 この財産で以って私に与えられたミッションを達成するのです。
人生はドラマ
人生は楽しい
我が人生、明るく前向きに生きていくことです。
小林 博重
iPhoneから送信