仕事がらさまざまな規模の企業の役職員の方々にお会いします。感じるのは人に人格があるように企業にも企業格があると言うことです。
政党には保守と革新があります。基本的考え方として、現状を維持していくか変えていくかですが、大切なことは「不易流行」です。 決して変えてはならないレーゾンデートルは何があっても死守するべきであるが、時代の変化に対応して変えていくべきことは果敢に大胆に変えていかなければならない。
しかし、得てして大企業は保守であり、これからと思われる企業であってもそれなりの有形無形の財産ができると保守的な考え方になってしまうのです。起業家精神があるオーナーやサラリーマンであっても起業家精神がある経営者はそうではないと思うのですが、ほとんどのサラリーマンは保守に傾いてしまいます。そのほうがリスクはない。稟議書を書くにしても面倒な説明をしたくない等。
大中小に関わらず完全な企業はないのですから、もっと上のレベルを目指し果敢大胆にチャレンジしていく姿勢を持ってほしいものです。そのほうが面白いし、会社も個人も成長するし幸せになるのだと思いますが。これも自らを守る人間の本能・本質なのでしょうか。やはり、理性を本能にまで高め、チャレンジ精神を持つことが本能になるよう、念じ行動していかなければならないと思います。
小林 博重
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