健全な人生を生きるためには

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インプラントの治療には半年以上の時間が掛かります。先々週にインプラントを2本埋め込んだのですが、型を取ってセラミックの歯を被せるのは今年末になるのだとか。先生は「半永久的ですよ」と仰いましたので、私は「じゃー、後60年は持ちますね」と言いましたら、先生びっくりしていらっしゃいました。 半分本気です。第二還暦まで何とか生涯現役を続けていきたいと思います。
治療を終えて、旧朝日生命本社の跡のビルにあるブックファーストでビジネス本を3冊買い求めました。
その1冊「自分を変える!〜自分が喜ぶ生き方を選ぶ」(アーノルド・ベネット著、渡部昇一訳)は、私の今までの生き方は間違っていないことを確認でき、これからの生き方に大いに示唆を与えてくれる好著でした。
その中からごく一部を抜粋します。
健全な人生を生きるためには「何らかの形で社会をよりよくする仕事に協力する必要がある」その理由は3つある。
第一は、利己的なものの見方や態度や行動を矯正するよい手段となるからだ。
自分のことを忘れて他人を思いやる。そうすれば、それが結局は自分のためになる。いくら利他的な行為と言っても、根本的には利己的な行為である。
第二の理由は、社会のために働くことによって、価値ある道徳的行為を実践し、自己を陶冶することができるばかりでなく、それは間違いなくわれわれ自身の直接的な利益にもつながるからである。
さらに、必然的に人間についての知識も広がっていく。世の中はさまざまであるという現実を実感として学びとることができる。社会活動はその人の最後の教育となる。人生の「総仕上げをする学校」である。
第三の理由は、社会のために働くことは、人生を投げ出してしまいたいという誘惑に対する最良の防波堤となるからだ。人生は確かに苦労の多いものである。だが、苦労がなければ、息をしているだけで死んだも同然である。
賢く生きるとは、常に前向きに精一杯生きることです。自分の能力を最大限に発揮して生きることです。寿命が尽きる日まで、さまざまな物事に深く広く感動して生きることです。何かに没頭して生きることです。
人生の後半戦、利他の心で賢く生きて悔いない人生を全うしたいものです。
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