「小池百合子〜人を動かす100の言葉〜」(宮地美陽子著/プレジデント社)を読みました。
小池百合子知事は都職員に向け、東京市第7代市長であった後藤新平の箴言をよく訓示されるとか。
後藤新平は医師でしたが、台湾総督府民政長官、満鉄初代総裁、逓信大臣、内務大臣、帝都復興院総裁、外務大臣、東京放送局(のちのNHK)初代総裁、拓殖大学第3代学長を歴任した大物官僚・政治家でした。小池知事は、東京都知事の先輩として、また理想の政治家として「後藤新平にあやかりたい」との想いがおありなのでしょう。
後藤新平の箴言
人のお世話にならぬよう、人のお世話をするよう、そして報いを求めぬよう。
妄想するよりは活動せよ。疑惑するよりは活動せよ。
金銭を残して死ぬ者は下だ。仕事を残して死ぬ者は中だ。人を残して死ぬ者は上だ。
小池知事は言います。「私には失うものは何もない。だからこそ、子どもたちの未来のために、やれることは何でもやるわ」リーダーは「今」だけでなく「未来」を見据えて言葉と行動に責任を持つべきなのです。
小池さんは昭和27年7月生まれの65歳。その迫力や、とても前期高齢者とは思えません。はたして同じく昭和27年11月生まれの私は如何に。到底、その域に達しておりません。同年代の真のマドンナである小池百合子さんを見習うべく、生涯を賭してOUEN Japanにおける我がミッション達成に向け、全身全霊を捧げ尽くさなければならないと強く思います。
小林 博重