【天職】について考えます。
天職とは、天から授かった職業。また、その人の天性に最も合った職業です。どんな職業が一番自分に向いているか。私は大学時代は応援部活動に没頭していて自分に相応しい職業について考えることは殆どありませんでした。モラトリアム人間だったわけですが、フリーターが許される時代ではないこともあって「銀行ならいろんな業種の会社をサポートできる。やりたいことは分からなくても銀行員なら人のお役に立てる職業ではないか」と言った消極的職業選びをしたわけです。
殆どの人は「私は天職についている」と思っていないのではないでしょうか。今は、転職することが当たり前になった時代です。最初に勤めた会社内での自己実現から、もっと幅広く天職を追求する時代になったのではないかと思います。
今、私は、自分に最も相応しい【天職】に従事していると思っています。【天職】について私が思うことは、
(1)特別の才能を持っている人や若い時からこだわりを持って生きてきた人ではない人は、若い時に「これが自分の天職だ」と思うことがないのが当たり前
(2)多くの人生経験をしてようやく自分自身を知ることができ、得手不得手が分かる歳にならないと、自分の天職は何かは分からない
(3)天職は最初からこれだ、というものではなく、過ぎてみたら「これが自分の天職だった」と分かるもの
(4)人生、突き詰めて生きていないと天職は何かは分からない
(5)自分に正直に真っ直ぐに生きていないと天職は何かは分からない
(6)天職が分かると、自分のレベルが分かり、もっと高見を目指そうという想いが湧いてくる
(7)天職が分かると、人間は素直・謙虚になり、人さまのお蔭で生きているという感謝の気持ちが湧いてくる
(8)天職は天から授かった職業であり、それを生涯をかけて全うすることが理想の生き方
昨日、Mapビジネスで2社のセッティングを行ったのですが、ビジネスマッチングの極意は、単に人と人とを紹介するだけではなく、側面支援をすることがミッションと思い行動することにあると思います。側面支援は、そこから新しいマッチングのヒントを掴むことができますし、マッチングを通して人の繋がりは拡がるものです。
私にしかできないマッチングビジネスが私の天職ですが、それにさらに磨きをかける(心と技術を磨く)ことで、生涯現役を果たしたいと思います。
小林 博重