人と人を繋ぐビジネスをしていて強く感じるのは「ビジネスマッチングの成否のポイントは商品やサービスの差別化もさることながら、如何にして良好な人間関係を構築できるかにある」と言うことです。 ビジネスをする以上利益の追求が目的なのですが、相手方も同じことを考えているので、普通はお互い腹の探り合いをすることから始まると言うのは皮相的な発想です。
本当の商売人は『相手の懐にスーと入っていく人懐こいキャラ』なのではないか、そして、相手が何を欲しているか、それに如何にして応えられるかを考える『恕の心を持つ』ことなのではないかと思います。私もそうありたいと思います。
Mapビジネスを10年ばかりしてきて(Mapビジネスのベースは私の生き方なので物心ついたときから何も変わらないのですが、Map設立以降は、ビジネスとして継続していくため、生き方の基本を変えずに(不易)、その基本を最大限活かす、私なりのテクニック・ノウハウを身に付けてきた(流行)10年だった気がします。
日々の雑談のなかからふとしたアィディアが浮かび、複雑系のビジネスマッチングに繋がっていく。この点は「愚者は経験に学ぶ」を実践しているのです。
七転八倒の経験から学んだこと
(1)意味のない諍いをしない。カッと思ったときには一呼吸置いて感情的な反応をしない。諍いをしたら福は逃げていく。
(2)「類は友を呼ぶ」善人には善人が集まる。
(3)人を大切にすればビジネスは必ず成功に至る。ビジネスは点から線へ、線から面へ拡がる。
(4)人生に無駄なことはない。ネバーギブアップ精神で、前向きに一生懸命働くことが福を呼ぶ。
(5)情けは人の為ならず。10年、20年、100年、200年。人生は辻褄が合うようにできている。
(6)自分がしてほしくないことは人にしない『恕の心』を持つ。
(7)因果応報。必ず原因があって結果が生ずる。不思議なことに、世の中は公平にできている。神様仏様はこの世に存在する。
小林 博重