昨夕は福岡女子大学理事長の梶山千里先生の行きつけの美味しい魚(肴)のお店でご馳走に預かりました。
味処 福善(ふくよし)
〠810-0003
福岡市中央区春吉三丁目13-28
電話 092-751-1616
店主は安武修二さん。奥さんとお二人でお店を切り盛りされている。10人は入ることができないだろうと思われるカウンター席メインのこじんまりとしたお店です。
最初は瓶ビール(アサヒ)で乾杯。何せ、梶山先生はアサヒ会の会長です。
ビールの後は、美味しい魚を酒の肴にして黒霧島のお湯割を堪能しました。
のどぐろ、香箱ガニ(せこがに、北海道産?)、シャコ、揚巻(有明海の二枚貝)、刃形魚(えつ。有明海や筑後川の魚。産卵で筑後川を登る)、刃形魚のカラスミ、子持ちイカ 上がりは福善特製の松前鮨
夏に香箱ガニを、それも福岡でいただくことができるとは思いもよらないことでした。(香箱ガニはズワイガニの雌で、内子と外子が超美味。石川県では冬の極短い期間しか採ることができない珍味な蟹です。梶山先生は「初めて食した。美味だ」と殊の外感動されていました)
福善特製「松前鮨」は梶山先生ご推薦の松前昆布で包んだ鯖の押し寿司です。これもまた美味。
生魚が苦手の私ですが、酢で〆た魚は大丈夫。今朝は土産にいただいた松前鮨を朝食にしています。
知る人ぞ知る、隠れた味処です。私が若かりし時には、生意気にも身分不相応に、おやじさんが夫婦で営んでいる「こだわりの店」を人づてに探して通ったものですが、昨今はチェーン店をはじめ飲み屋も大規模化していて今ひとつ情緒がなくなってきているような気がします。 また、このようなお店が馴染みになって行きつけの店になることは、少しは他所者から土地の人の足元くらいにはたどり着けたのではないかと自己満足の気持ちにもなります。
150万人の大都市ではあっても、福岡は東京にはない『福岡の情けと香り』を感じます。
私は、【OUEN 塾in福岡】を、若い学生や留学生が「福岡の土の香りに親しみを持ち、福岡を愛し、福岡をより活性化するための中心的存在になる」一助にしたいと思います。 毎月1週間の福岡出張ですが、今改めて私のミッションの果たす意味を感じております。
小林 博重
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