山下清の名言

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昨日は梅雨の晴れ間の1日で、30度を超える真夏日でした。顧問税理士の移川先生訪
問しかアポイントがなかったため、ラフな出で立ち(Tシャツ、半ズボン、スニー
カー)で外苑前と新宿御苑を往復30分強のウォーキングしました。
移川先生からは「まるで山下清ですね」。
「日本のゴッホ」「裸の大将」「放浪人生」フーテンの寅さんにも似た自由奔放な人
生を送ったイメージがあります。3歳の頃に命の危険に陥り、一命を取り留めたもの
の軽い言語障害と知的障害の後遺症を患ったとか。49歳の若さで没した短い人生でし
た。人生は長さではなく、その中身なのです。実に魅力的な生き方をした人だと思い
ます。
山下清の言葉は、身体から滲み出た「名言」と言えます。図らずも、幸せな人生を送
る要諦を語っています。
自然に行くのがいいんだな
自分がいい所へ行こう 行こうと思うと 少しもいい所へ行かれない いい所
へ行こうとしなければ しぜんにいい所へぶつかる いい所へ行こうとするから い
い所へぶつからないんだろう
(おにぎりが貰えなかったらどうするのかを問われ)
おにぎりが貰えるまで歩くから、貰えないってことはないんだな
踏むな、育てよ、水そそげ
自然体で生きること、「俺が俺が」の生き方をしないこと、何事も挫けずに前を向い
て生きること、人を貶めず人を育てる生き方をすること。
私も山下清のような透き通ったものの見方ができる人間に少しでも近づけるような生
き方をしたいものです。
小林 博重