ビジネスが拡がるポイントは、
(1)商材やサービスの優秀性であり、同業他社との明確な差別化
(2)ビジネス成功への拘りと執念
ビジネスの成功の方程式=能力×熱意×考え方
で言えば、(1)は能力であり、(2)は熱意です。
しかし、一番大切なのは「考え方」なのだと思います。
ビジネスを協働する仲間たちの考え方が利他的でなければ、なかなか心を開くことなく、お互いが持っている情報を囲い込もうとするので、ビジネスは拡がりません。お互いが、得た収益を少しでも多く我が物にしようと考えるため、結局はコラボレーションは失敗に終わってしまうことが多くなるように思います。考え方が利他的であることで、ビジネスは大きくなり、獲得した利益を貢献度に応じてシェアすれば、自分の取り分は一人のときよりも多くなるのです。
今日は、人に対する思いが妙に私と共通する長島章さんと長時間にわたり具体的企業のビジネスコラボレーションについてミーティングを行いました。
お互いが持っている情報や顧客は重なるものもありますが、そうでない部分が圧倒的に多いのです。その情報と顧客を結び付けるとビジネスは格段に拡がります。それは面白いように拡がるのです。 (来週、いくつかの企業が集まりコラボレーションの戦略会議をすることになりました。)
お互いザックバランで、人を大切にする哲学を持っているので疑心暗鬼になることはありません。
と言っても、持ち味は違い、お互い認め合っているため、自然体でお付き合いできるのです。
長島さんと知り合いになってまだ1年であることが不思議なくらいですが、長ければ信頼が増すものではないのです。
自分の性格を知り、能力の最高のコストパフォーマンスを発揮することが、人間のこの世に生まれてきたミッションであり最高の幸せです。 そのステージは何処にあるのか?殆どの人はそのステージを見つけられないで人生の終末を迎えてしまうのです。
人生の後半が幸せだと、人生全てが幸せな人生になるのだと思います。
「人生の勝負は後半戦にあり」はほんとに真実だと思います。
小林 博重