日曜朝のNHKラジオを聞いていましたら、あるドクターが『利他』についてお話になっていらっしゃいました。
カナダとウガンダで、人々にお金を与え「そのお金を自分のために使ってもいい」と言って渡したときと、「人(家族でもいいし、友達でも赤の他人でもいい)のために使うように」と言って渡したときの『幸福感』について調べた話でした。
どちらの人がより多くの『幸福感』を感じたか(どのように数値化したか分かりませんが)調査したところ、いずれの国に於いても、後者が多くの幸福感を感じたということでした。
『利他』の本質は、物質ではなく、心と言う目に見えないものなのです。『利他』はイコール『幸福感』なのですね。
小林 博重