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昨日は東大に始まり東大で終わる、当に東大ディの1日でした。
10:30〜14:30 東京大学同窓会連合会総会と創設20周年記念式典および懇親会が東大本郷キャンパス内の山上会館にて行われました。 引き続き、16:30〜20:00 赤門鉄声会総会および東京大学応援部創部70周年記念パーティーを神保町の学士会館にて開催しました。
誰が言ったか「群れないのが東大生」なのだと。
かつて、慶應三田会や早稲田稲門会に代表される求心力のある同窓会組織が東大にはありませんでした。そのことに強い問題意識を持った一人の東大OBの草の根運動から東京大学同窓会である「銀杏会」「赤門会」「淡青会」は生まれました。そしてようやく都道府県全てに加え海外にも強弱はありますが同窓会組織ができました。私は石川赤門会幹事として出席しました。また、20周年に当たり各同窓会をチアしてくれたということで有馬同窓会連合会会長(元東京大学総長。元文部大臣)から赤門鉄声会は感謝状を授与され、私が賞状をいただきました。
同窓会で強い求心力を持つ組織は体育会系だと思います。なかでも東京大学応援部の同窓会である【赤門鉄声会】は最強の求心力を持つ組織であると自負しています。
昭和22年(1947年)、南原繁総長の呼び掛けにより東京大学応援部は生まれました。スポーツの振興が大学を復興させる、応援部はその先頭に立ってほしい、との熱い想いで東京大学応援部は創設されたのです。
私が入部したのが昭和47年(1972年)です。昭和47年から私の応援人生はスタートしたのです。応援部70年の歴史の中で私は45年間関わってきたのだと思うと感慨も一入です。創部100周年では私は94歳。それまで現役でバリバリ働いていたいものです。
南原さんは「自由な心で自らの意思を持って物事を考え判断し実行する人間になる」ことを求められました。講和条約締結に絡み、吉田茂首相に「曲学阿世の徒」と非難されましたが、当時の飛ぶ鳥を落とす勢いの吉田首相と対等と言えるまでに議論を戦わせた南原総長の気骨を見習いたいものです。
そして、東京大学応援部創部の時代に想いを致し、同様の想いを持ってOUEN Japanの成長発展の道程を開いていきたいと思います。
小林 博重
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