こころよく我に働く仕事あれ

投稿者:

1週間も東京を空けていると、帰宅した次の日は仕事が溜まっていて、これを処理するのには1日仕事になってしまいます。それを考慮すると、長い出張をした次の日は土曜日に限ります。土曜日で何だかんだ整理してようやく落ち着き、日曜日で次の1週間の構想を練る。人と会うビジネスは2日明けないと調子が狂ってしまいます。
それでは私は休みはないのか、と言えば、その通りです。休みはこの世とおさらばした時、嫌というほどの時間がありますから。
こころよく我に働く仕事あれ、それを仕遂げて死なむと思う(石川啄木)
人間はこの世に生を享けたわけは「仕事と言う修行」をするために生まれてきたのです。
海援隊の『母に捧げるバラード』にも同様な台詞があるではありませんか。
なまじ腰ば降ろして休もうなんて絶対思うたらつまらんど。死ぬ気で働いてみろ。人間働いて、働いて、働き抜いて、もう遊びたいとか、休みたいとか思うたら、一度でも思うたら、はよ死ね。それが人間ぞ。それが男ぞ
朝起きて「今日も私の仕事がある」と思うことは人生の最高の幸せです。人さまが私を必要としてくださっているのです。私は世のため人のために尽くす仕事ができるのです。これを幸せと言わずして何と言うのでしょうか。人に期待されることは、そしてその期待に応えること、さらには期待以上のパフォーマンスを発揮し人さまに「感動を与える」ことです。
還暦を過ぎると体力の衰えが少しづつ現実化してきます。今まで何でもなかったことが体に応えることが増えてきました。夜の付き合い酒が覿面です。今週は1次会だけでしたが4日間連チャンでしたので今日は1日かけて体力の回復に努めました。もう無理は利かない歳になりました。そして回り道をする時間もありません。いい死に際を迎えるためには、その瞬間まで青春の気概を持ち続け健康に一層留意して、PPK(ピンピンコロリ)を目指すのです。
明日から新しい1週間です。意義ある1週間にするため、明日はウォーキングとデスクワークの「心身が充実した1日」にしたいと思います。
小林 博重