論語は人生の羅針盤です。
若い時は何とも思わなかったことや、何を言わんとするのか分からなかったことが、様々な経験を経て歳を重ねてくると、じんわりと心に響いてくるものです。すなわち「愚者は経験に学ぶ」ということです。
「これを好む者はこれを楽しむ者に如かず」
仕事を、この世を生きる義務と思わず、仕事を好きになれば、抵抗なく進んで仕事に励むことができます。しかし、仕事を楽しんでできれば、もっと自然体で仕事に取り組むことができます。
「好きこそものの上手なれ」の諺がありますが、それの自然体・昇華形が「楽しむ」ことなのです。楽しみながら世のため人のために尽くすことができれば、それは最高の人生と言うものです。
「利に放りて行えば怨み多し」
お金を稼ぐ目的で仕事をすれば、お金に翻弄される人生を送ることになります。
お金を稼ぐことを手段として人々に貢献する仕事をすれば、それは素晴らしい、幸せな人生になります。そんな人生を送りたいものです。
小林 博重
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