トップリーダーの心根

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トップリーダーは『論語』で言うところの『仁者』ではないでしょうか。
仁者は難きを先にして獲るを後にす(じんしゃはかたきをさきにしてうるをあとにす)
才覚と能力がある人は、自らの利を求めて相当困難なことであってもネバーギブアップ精神で頑張ります。その精神は尊敬に値するものです。しかしそれは決してトップリーダーの十分条件ではありません。
トップリーダーとは「世のため人のために、如何なる困難をも乗り越えて目的を達成するという『忘己利他(もうこりた)』の精神を持ち合わせている人」です。
そのような『仁者』には一朝一夕に到達することはできません。一生かけてもその境地に到達することはできないかもしれません。それが凡人です。 しかし、一歩でも近づこうと日々精進努力する心根を持ち続けることはできます。まず自らが率先垂範することです。
そして、1人でも多く、そのようなトップリーダーを育成していきたいものです。
小林 博重
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