今日は福岡女子大学を訪問し、梶山理事長から「トップリーダーシップとリーダーシップの違い」について1時間半にわたる、ありがたい個人講義を受講させていただきました。
私が理解するところでは、トップリーダーとは「ビジョン・ミッション・パッションを持ち、自らを厳しく律し、思いやりの心を持って人を優しく包み込む。決断力・実行力に富み、結果責任を全て引き受ける大きな度量を持った」リーダーです。 それは哲学者であり、かつ現場目線を持ったバランス感覚豊かなカリスマ経営者をイメージします。
例えば、歴史上の偉人では西郷隆盛。昭和・平成の経営者では松下幸之助さんや稲盛和夫さん。
決して権力におもねらず、自由人であること。自らに与えられたミッションを追求し、それを果たすために己を捨てて大義に従う。
戦後の日本は才(才覚)と能(能力)に長けた人物をトップリーダーだと思い、彼らにこの国を任せてきたのではないか。彼らはリーダーであっても、第一に徳(人徳)が求められているトップリーダーではなかったのです。
日本の経済は一流、政治は三流と揶揄されてきたのは、現状の政治の貧困をみればさもありなんと思わざるを得ません。
凡人である私は何ができるのだろうかと思います。
私ができることは、徳を高める努力を重ねること。自らの才能をしっかり正しく自覚して、才能の足らざるをカヴァーしてくれる信頼が置ける人物との強力なタイアップの下で、ぶれない志を持ち、それを果たすべく精進努力することに尽きます。
私の周りに優れたリーダーを多く集めること。そして彼らがミッションを果たすため、私がそのトップリーダーになるのだと言う気概を持って、これからの人生を歩んでいきたいと思います。
小林 博重
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