良好な人間関係を構築するために

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リーダーはどうあるべきかの前に、人生を気持ちよく生きていくために心すべきことは何かを考えることが大切と思います。人間は独りでは生きていくことができませんから一番大切なことは「良好な人間関係を構築するために何を心すればいいか」を考えてみることだと思います。人生64年も生きてきたわけですから馬齢を重ねてきたとは言っても経験による人格の成長は少なからずあります。今世間を騒がせている森友学園問題を見ていて改めて「人間関係のあり方」について考えました。
1. 絶えず人の立場に立っての言動を心がけること
トラブルは思い込みや自分の立場を正当化しようと思う心が生み出すことが多いものです。いろいろな観点から物事を捉える柔軟さが大切です。相手の話によく耳を傾けること、相手は何を考えて言動しているのかを考え、それに応える対応を心がけることが極めて大切なように思います。心理学に精通することです。それは相手を思いやる【恕】の心です。
2. 自分自身をよく知ること
自分のことは一番知っているようで意外と分かっていないことがあります。身近な人に言われて気付くことも多々あります。長所は短所にもなります。自分の得手は何か、不得手は何かを知ることです。意味のないプライドはいい人間関係構築には大きな障害になります。自分を知って相手を知ることで良好な人間関係が構築できるのだと思います。
3. 人さまのお蔭で生きていくことができると思うこと
大きな夢を実現したいと思う人は多数の応援者の存在が不可欠です。人さまの応援があってこそ夢が実現できるのだと応援いただく人たちに深い感謝の心を持つことです。このような良好な人間関係は夢を実現する基本になるものです。
4. 絶えず謙虚であること
驕れるもの久しからず。その人に驕る心がなくても、周りは成功者を煽てて忖度(そんたく)することでその人に取り入ろうとしたり、その人の影響力を利用したりしようとします。謙虚な心を持つことは脇を絞ることに繋がります。悪意の応援者に利用される脇の甘さを防ぎます。
小林 博重

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