深沈厚重は第一等の人物

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築地市場の豊洲移転、大阪豊中市の国有地払い下げ等、政治・行政の有り様が世間を騒がせています。そして自民党の領袖たちは奥歯にものが挟まったような物言いに終始しています。仕方がないと言ってしまえばそれまでですが。
このような人たちが日本のリーダーなのか、実に情けないことです。首相をはじめとして「リーダーはどうあるべきなのか」を一から学び直す必要があるのではないでしょうか。
稲盛和夫さんは「戦後日本の教育の問題は才がある人物をリーダーとして祭り上げてきたこと」がその原因であると仰っています。
第一等の人物は深沈厚重
どっしりと落ち着いて深みのある人物
細事にこだわらない豪放な人物は第ニ等
頭が切れて弁の立つ人物は第三等である
(安岡正篤)
今話題になっている人物は、皆さん聡明才弁。すなわち頭が切れて弁の立つ優秀な方々ばかりです。
私はこれらを踏まえ、リーダーの資質の最も重要なことは、つくづく[謙虚と感謝][素直]なのだと思います。
自分一人で偉くなったと思う傲慢さがあると人への感謝の心は湧いてくることはありません。物事を素直に見つめること、人の話を素直に聴くことで客観的な判断ができるのです。
今回の一連の騒動は《真のリーダーの資質》を学ぶ反面教師です。[人のふり見て我がふり直せ]の諺通り、日本のトップリーダーであるべき政治家の言動は「真のリーダーとはどうあるべきか」を教えてくれました。
心から、深沈厚重な政治家の登場を期待します。
小林 博重
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