福岡うらぎん会

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昨日、福岡薬院にて[うらぎん会]有志の面々と楽しいひと時を共にしました。[うらぎん会]なる組織は、株式会社アビタシオン専務の大原和司さんが代表発起人になり立ち上げた東京大学同窓会です。東京大学の同窓会は[銀杏会]や[赤門会]の名を冠して全都道府県に設立されていますが、その向こうを張っての裏の銀杏会です。 登録会員は70名を超えているとかで、毎回の集まりは多い時で30名程度だとか。自由闊達でざっくばらんな「東大らしからぬ」楽しい会でした。
大原さんから[うらぎん会綱領]を見せていただきました。
うらぎん会綱領
序文
思うに現代日本に横溢する閉塞感、長引く不況、その原因は何であろうか?
少子高齢化、産業空洞化、構造改革の遅れ・・・問題は多々指摘されているが、それらは個々の事象に過ぎず、根本の原因は「戦後復興レジームの制度疲労」に他ならない。
地方の人材を大都市に吸い上げ、大企業に資源を集中する。この戦後政策も続くことはや七十年。大都市の膨張は限界を来たし、その機能と生活は完全に破綻した。通勤地獄と住宅ローンを背に、新橋の居酒屋に癒しを求める疲れたサラリーマンに、戦後と変わらぬわびしい駅前商店街で、どこで獲れたかわからぬ食物を買う若者に、未来を切り開く力も意思も、イマジネーションも、子供も、生まれうるだろうか? 否、今の東京には未来どころか、現在の変化に追随する力もない!
では振り返って地方の現状はいかに?
地方には豊かな環境とチャンスが存する。しかし金と人材は中央に吸い取られ、自治体と独占企業は大名よろしく君臨し、古い因習は横行し、それを変える能力も気力もない。そもそも若者がいなくては子供も生まれない。 大都市は人材の墓場と化し、地方には人材が枯渇して、国のどこにも活力が残されていない。これが戦後レジームの制度疲労が生んだ、現代日本の姿ではなかろうか!
だからこそわれらは思う。都市の人材を引き寄せ、地方にイノベーションを起こす。日本再生にはこの道しか残っていないと。
「地方の再生なくして日本の再生なし」。
われら福岡に住む本学同窓生は大なり小なり同じ志を持ってこの地に来た。
われらが目下直面するは縄張り争いを仕事と勘違いする「大名」たち。人脈で仕事を取る低レベルの競争環境。
しかし、高みから俯瞰すればこの地はチャンス溢れるフロンティア。先に降り立ったわれらがなすべきは、新しいビジネスを生み、あるいは業界のレベルアップに貢献し、次に続く人材と金を世界から引き寄せることである。 福岡という、この恵まれたフロンティアこそ、日本再生のカギを握る土地。そして本学の同窓生こそ、この地のイノベーションを託された人材だとわれらは信じる。
この福岡から新しい日本の活力を生み出すこと。これが本会結成の本旨である。同志よ集え。そしてともに力を合わせ日本再興に取り組もうではないか。 ということで
綱領
(うらぎん会五箇条)
1.二回に一回は出席すべし
2.会以外の場所でも交流すべし
3.ビジネスの話をどんどんすべし
4.女子の参加促進を図るべし
5.銀杏会にもできれば出席すべし
以上
[OUEN塾in福岡]は、この[うらぎん会]綱領と全く以って同様の想いで開催するものです。福岡の地域活性化は若い人材に掛かっています。
[OUEN塾in福岡]スタートにあたり、頼もしい仲間たちに巡り会うことができました。ともに応援しあい、福岡を「明るく元気な日本再生の起点」にしていきたいと思います。
松下幸之助さんの口ぐせ・・・「私は運がいい」
小林 博重
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