商売のコツは「理に情を添える」こと

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ビジネスの基本は、その商材やサービスそのものが優れもので価格がリーズナブルで、時代の流れに沿って顧客が好んで利用してくれるものを扱うことです。すなわち理屈が通っていなければなりません。
国会では公務員の組織ぐるみの天下りが問題になっていますが、これとて同じことです。法律を遵守することは公僕である公務員は国民のお手本になるべき立場です。これは、民主国家日本では当然のことであり、ビジネスに当てはめても同様、基本中の基本です。
しかし、ビジネスの基本が100%であったらこれはこれで殺伐とした人間味のない世の中になってしまうのではないでしょうか。
人のお世話になったとか、お互い様だとか、情として忍びないとか。謂わば俠客の世界、鶴田浩二や高倉健の映画の世界です。森の石松の世界です。日本人が今でも好きな渥美清の寅さんの世界です。
あくまでも理は基本ですが、その理に情を添えてこそ、温かい人間の血が通ったお付き合いができるのではないかと思います。
小林 博重
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