今日が人さまと仕事でお会いする最後の日になります。ちょっとゆったりして1年を振り返ってみます。
今年の収穫と言うか、私が成長したと思うことは、「身のほどを知る。自分自身を知る。そして人生を主体的に生きる。」ことを身をもって悟ったことのような気がします。
自分自身を知る
自分自身を大きくもなく小さくもなく、ありのままの自分を知ることがスタートです。そして、自分が一番得意とする、「他者との差別化ができる『得手』を知る」ことです。
得手に磨きをかける
自分の得手を知ったら、それに磨きをかけることです。誰にも負けない努力で、誰もが決して追随できないほどの磨きをかけることです。
得手を使って、世のため人のために尽くす
きれいな心を持ち続けることです。今の自分があるのは支えていただいている皆さんのお蔭だと思う謙虚さとそのことへの深い感謝の心を持つことです。そうでないと、「友達の友達は皆友達」にはならず、志は拡散していかないのです。
人さまのお力を借りる
自分が持ち合わせていない得手を持っている人の力を借り、ウィンウィンの関係を構築して、目的に突き進む。そのコラボの相手は、きれいな志を持った人でなければなりません。
身のほどを知る
夢を現実にするためには、浮ついた夢想であってはいけません。きちんと現実を見つめた上でのチャレンジでなければなりません。何でもありということではなく一歩一歩地道に歩んでいくことです。
ダイバーシティ、バランス感覚を忘れない
人の話をよく聴くこと。素直な心で聞くこと。いろいろな考え方の人がいることを受け入れること。人を大切にすること。
今日の稲盛和夫箴言集の箴言は、『善きことを思い、善きことを行う』です。
〜運命を縦糸、因果応報の法則を横糸として、私たちの人生という布は織られている。大事なのは、、因果応報の法則の方が運命よりも若干強いということだ。そのため私たちは、善きことを思い、善きことを行うことによって、運命の流れを善き方向に変えることができる。人間とは運命に支配される一方で、自らの善思善行によって、運命を変えていける存在なのだ。〜
小林 博重