「三毒」を抑える

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「売られた喧嘩〜」云々に関して

24日の稲盛和夫箴言集は、〜「三毒」を抑える〜です。

〜三毒(欲望、怒り、愚痴)を完全に消すことはできなくても、できるだけ欲を離れること、怒りを鎮めること、愚痴を抑えることに努める―――この方法に近道はない。たとえば、日々さまざまな事柄について判断を迫られる。そんなとき瞬間的に判断を下したことは、おおむね本能(三毒)から出てきた答えだ。相手に返答する前に、最初の判断をいったん保留して、「その思いには、己の三毒が働いていないか、私心が混じっていないか」と自問することが大切だ。すなわち私心を抑えることは、利他の心に近づくことであり、自分のことは後回しにして世のため人のために尽くす利他の心が生まれたとき、人間はよりよく生きることができる。〜

ほんとに稲盛さんの仰る通りです。ちょっと迷うような事柄に出くわしたとき、回答をいったん保留して、ちょっと立ち止まって考えてみることは大切です。最近になって、私はこのことを実感しています。

小林 博重

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