ベネフィット・ワン仲村真衣さんとOUEN望年会のビンゴの打ち合わせをしました。同社にはOUENの活動では殊の外お世話になっており、仲村さんには昨年もビンゴの司会をお願いしました。仲村さんはそつなく人の懐にスーと入ってくる憎めないお人柄の女性です。人徳と言うのか、天性の営業向きのキャラクターの持ち主です。徳=得です。同社での営業成績は抜群というのも頷けます。
私は30代前半に銀行人事部で採用担当をしておりましたが、どのような人を採用したいのかいつも考えておりました。どうしても同じタイプの人間、好みの人間を採用しがちで、部長には「バラエティに富んだ採用」を心がけるように言われておりました。「得手に帆揚げて」の通り、いろいろな得意技を持った人が集まって力を合わせ、切磋琢磨して同じ目標に向かっていくことが組織の醍醐味であろうと思います。しかし、前提としての基本ソフトが一致していないと、強い組織にはなりません。その基本ソフトとは、正しい「人生の生き方、考え方」を持った人であり、「人に愛される徳(得)な人柄」の人の集まりであることです。
天性の才能と努力の両方が備わった人は強烈にすばらしい人財なのですが、才能の不足を努力でカヴァーすること、誰にも負けない努力でカヴァーする人もすばらしい人財です。
人を教育することはとても難しいことです。自らが人間を磨き続ける中で、人はその背中を見て成長するのでしょう。それが教育の原点だと思います。
教育は、忍耐であり、謙虚であり、努力であり、感謝です。OUENやMapはその教育の原点を忘れては成長できないと肝に銘じたいと思います。
小林 博重