今年は世界の政治リーダーの話題で姦しいですが、政界に限らず経済界他、あらゆる組織に共通する「あるべきリーダーの資質」について考えます。歴史に学べば、やはり理想のリーダーは西郷隆盛ではないでしょうか。それは【敬天愛人】にも表現されているように、「天を敬い、人を愛す」ことです。即ち「利他の心」です。
12月20日(火)に開催する『OUEN Japan チャリティ望年会』は、今年で第3回を迎えます。200名を超す皆様にお集まりいただきます。1か月以上を掛けて多くの方々にお声をお掛けしますが、この声掛けは私にとって「人間模様」を学ぶ格好の機会になっています。
それは、「人は、人それぞれの利で動くものだ」ということです。この利は経済的なものだけではなく、価値観によって多種多様な「利」があります。「深い利」もあれば「浅い利」もあります。人それぞれの利に思いを致し、その利に応えることを優先することで、人はその人をリーダーとみなすのではないでしょうか。
「自利利他」「忘己利他」こそがリーダーの資質でトップにあげる資質だと思います。
小林 博重