『成功の要諦』(稲盛和夫著。致知出版社) 第五講 心を高め、魂を磨く
稲盛さんが二十七歳で会社を設立されたときの「善き思い」を述べていらっしゃいます。
1. 常に感謝の心を忘れないようにしていこう。
2. 優しい美しい思いやりの心を忘れないようにしていこう。慈悲の心を忘れないようにしていこう。
3. 一所懸命努力し、一所懸命働こう。誰にも負けない努力をしよう。
4. いろいろな困難な出来事があっても、忍耐の心を持ってそれを耐え忍ぼう。
5. 人間としてやっていけない悪いことは決してやるまい。子ども心に両親や小学校の先生から教わったプリミティブな道徳心、倫理観を守っていこう。
また、「人生を生きる意味」について、
〜会社を成功させて有名になったり、お金持ちになったり、そんなことのために人生があるのではない。人生を生きる意味とは、まさに自分の魂を磨くことにある。死ぬときに、生まれたときに持ってきた魂より少しでも美しい魂にして、新しい魂の旅立ちを迎えるためにある。このことが人生を生きてきた価値なのではないか、また目的ではないかと気が付いたのです。〜
これこそ、【人生=経営】成功の要諦 です。私も日々原点に立ち返り、努力精進していこうと思います。
小林 博重