息子くらいの歳の若い経営者と仕事をすることが増えてまいりました。彼らと付き合って思うことは、やはりビジネスで成功するには「素直な心根」が大事なのだ、ということです。
彼らは、私と親子ほど歳が違います。経験では私の方が勝っていますが、若さや発想や可能性を展望する時間の長さには私は勝てるはずもありません。それぞれの得手が違うことがお互いの魅力になるのです。それを素直に認め、相手を尊敬して、「得手」を出し合ってビジネスを拡げていくことが、成功への近道になるのです。松下幸之助さんが「素直が一番」と仰っているのはそのような意味があるのだと思います。
私は心から素直に、彼ら若手経営者を、私の持てる力でお手伝いしてあげたいと思います。人間は素直が一番得なのですね。素直な心根は、幸福への一番の近道なのです。