転んでも

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日曜日、仕事を一休みして「座右の書」に目を通します。

私の座右の書は、PHPから出している、松下幸之助さん、本田宗一郎さん、稲盛和夫さんのご本です。

「道をひらく」「続道をひらく」「思うまま」(松下幸之助)

「やりたいことをやれ」(本田宗一郎)

「心を高める、経営を伸ばす」(稲盛和夫)

人生や仕事で悩んだとき、手に取って読み返します。勇気づけられたり、忘れていた「人間のあるべき原点」に気づかされたりします。

「道をひらく」の「転んでも」の題目

〜「七転び八起き」ということわざがある。何度失敗しても、これに屈せずふるい立つ姿をいったものである。

人生は長い。世の中はひろい。だから失敗もする。悲観もする。そんなとき、このことわざはありがたい。

だが、七度転んでも八度目に起きればよい、などと呑気に考えるならば、これはいささか愚である。

一度転んで気がつかなければ、七度転んでも同じこと。一度で気のつく人間になりたい。

そのためには「転んでもただ起きぬ」心がまえが大切。このことわざは、意地きたない代名詞のように使われているが、先哲諸聖の中で、転んでそこに悟りをひらいた人は数多くいる。

転んでもただ起きなかったのである。意地きたないのではない。真剣だったのである。

失敗することを恐れるよりも、真剣でないことを恐れたほうがいい。真剣ならば、たとえ失敗しても、ただは起きぬだけの充分な心がまえができてくる。〜

私には身に積まされるお言葉です。何よりも強烈な想いがなければなりません。真剣でなければならないのです。

大いに反省することしきりです。

小林 博重

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