経営者としての最低限の資質

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松下幸之助さんは、「経営に成功する原則」として、3つの条件を挙げていらっしゃ
います。

1. 経営の哲学、経営理念、志(絶対条件)

2. 個人が個性を最大限に活かしきれる環境整備(必要条件)

3. 戦略・戦術(付帯条件)

当にその通りと思います。

最近、私はその前に「経営者としての最低限の資質」があるのではないかと思うこと
が間々あります。

人間として、「愛嬌」が人に愛される大きいポイントであると思いますが、愛嬌では
済まされない「物事を見る厳しさ」がないと経営者として一流とはいえないのではな
いかと実感しています。

自身の不得手分野をカバーするために、信頼できる人たちとパートナーシップを組む
ことにより、各人が「得手に帆揚げて」経営を成功に持って行くことが21世紀の新し
い経営なのではないかと確信していますが、そのベースには、経営者は「経営者とし
ての最低限の資質」が不可欠なのではないか。それを身に付けさそうと、天は人に試
練を与えるのではないか。

その試練を良薬としなければ経営者として失格なのではないか。せいぜい失格の烙印
を押されることがないよう、精進努力を重ねていきたいと思います。明るく、前向き
に。

小林 博重

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