経営者の心得/孤独の認識と人さまへの感謝

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最近、富に、様々な経営者や経営幹部、社員の方々とお会いして彼らの本音をお聞きすることが多くなってきました。

私の生業は、人と人を繋ぐビジネスマッチングであり、コンサルティングではありません。しかし、私が天から与えられたミッションは、「世のため、人のために尽くす」ことであり、生業はミッションを果たすための手段と思いますので、彼らの本音から垣間見える悩みの解決に、私が何らか貢献できるのであれば、私は喜んで彼らのサポートをしたいと思います。

大学時代から、また大学を卒業してすぐにベンチャービジネスを立ち上げた若手経営者の、その事業に賭ける想いは私が想像もできない熱いものであり、年中無休、24時間営業なのだと思います。それは、頭脳明晰だからどうだ、と言う次元ではありません。

しかし、事業は決して独りではできません。たとえできたとしても、できることは限られています。人さまのお力を借りなければ、事業の目的を果たすことができません。すなわち、事業完遂のためには人間関係が極めて大きなウェイトを持つ、と言うことです。

得てして、若手経営者は、一度想いを伝えただけで、社員は同じ熱き想いを持ってくれたと思ってしまうのではないでしょうか。

経営者は呻吟の末起業したのでしょうが、社員は先ずは生活のために雇用契約を締結したのです。また、協力者は経営者の想いに共感したのでしょうが、同じ想いを持っているかどうかわからないですし、リスクを取ってくれるわけでもありません。

・経営者は孤独な存在だと認識すること
・しかし、関わってくれる社員や協力者に深い感謝の念を以て接すること
が極めて肝要だと思います。

羽田空港にて、福岡行きの搭乗を待ちながら

小林 博重

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