私が注目している企業の一つに、株式会社情報工場さんがあります。
社長は藤井徳久さん。慶應卒の30代の若手経営者です。
同社は、約3,000字程度の書籍ダイジェストサービス【SERENDIP】を企業や個人に提供しており、
ここのところ、大企業を中心に【SERENDIP】サービスの利用者は増加しています。
企業は、役員や社員に【SERENDIP】を提供することによって、
彼らが多様な価値観を知り、未来を背負うグローバル人財になることを望んでいるのです。
また、同社は、OUEN学生会員(日本人大学生や留学生)向けに、このサービスを無償で提供していただいています。
私は、【SERENDIP】サービスをMap応援企業や大学に紹介することで、同社を応援しています。
私が興味を持った書籍の一冊に、『魂の商人 石田梅岩が語ったこと』(山岡正義著、サンマーク出版)があります。
“商いの道”とは、“人の道”である。
・正直こそが、富をもたらす
・勤勉こそが、安らぎをもたらす
・倹約こそが、平和をもたらす
・自立してこそ、強みを生かせる
・天地自然に即して生きる
松下幸之助さんや稲盛和夫さんも同様なことをお話しになっていらっしゃいます。
当に、石田梅岩は日本の経営哲学の元祖と言えるでしょう。
そして、彼の思想は、江戸時代の日本だけに当てはまるものではなく、
これからのグローバル時代にこそ求められるものと思います。
小林 博重